2013.12.09 Monday 11:15

闘いは続く

 

 特定秘密保護法が成立した。いよいよ安倍政権と国民の間で、民主主義を守るかどうかの闘いが始まる。昨年末の政権復活以来、安倍首相は経済優先で猫をかぶってきたが、衆参ねじれを解消した後は、戦後レジームからの脱却に向けて本性を露わにしたのである。

 現在の国会の議席配置から見れば、いかなる悪法でも与党の賛成によって最後は可決されることは不可避である。しかし、秘密保護法の場合、危機感を持った大勢の市民が国会周辺や全国各地の街頭に出て、抗議、反対の意思を明らかにした。自由と民主主義を守ろうとする市民の常識はいざという時には形に表れる。

 もう一つ、石破幹事長の「デモ=テロ」発言に示されるように、為政者が上から目線で市民を見下し、市民の声を聞こうとしない専制君主であることも明らかになった。

 採決の直前に、ネルソン・マンデラ氏が亡くなったことは、偶然とはいえ、日本人に対する重いメッセージとなった。秘密保護法の成立くらいでくじけてはならない。来年は、味をしめた安倍政権はかさにかかって憲法改正に向けた政策提起を続けることになるだろう。その時に我々は今回以上に民主主義を守るための意思表示をしなければならない。マンデラ氏の苦労を思えば、我々ははるかに恵まれた境遇で闘うことができるのだ。

東京新聞12月8日


Comment:
2013/12/10 8:48 AM, 崎永 wrote:
反抗のためには野党の再編が急務。
しかし、目下の流れでは新自由主義を旗印にした、江田や松野、橋下徹等の永田町基準ではヤングなノリの勢力が、野党第一党に踊り出そうである。テレビマスコミも遠巻きながらもネタとしていじるだろう。そして、再び政権交代可能な二大政党制の復活をとか、この自民よりも下手をしたら[経済政策的には確実に]右寄りな奴らを『希望の星』に準えるかもしれない!なぜならば、反対→社共=罪悪と無駄という見立てが蔓延しているから。はからずもこれ、先の参院本会議で民主党が見せつけてくれた醜態からも示された。
土壇場になって、よりによって安倍自民に擦り寄りをしまくった奴らとの義理人情を第一にしようとした、あの態度に、何の信用が持てようか?
一部の女性議員らに嗜めて、やっと議場に戻ってきた…この現実。
『反対したら社共と同じと思われてしまう』
あの局面で、ものすごい言い訳!
江田たちに追随したい側に引っ張られたと言い訳もできようが、こんなセンスな奴らに引っ張られてしまうこと自体、到底信頼できる奴らでない。
さて、右派に反抗するには、いくつものハードルがある。
まず、江田+松野+細野等のラインのみならず、前原や野田みたいな輩とも決別すること。そうしないと明快な選択肢、一発逆転勝負に勝てない。
税政については『ボタンのかけ直し』、そして強権政治、弱肉強食な新自由主義打倒を合言葉に、生活の党や落選したリベラル系の人達、加えて社民党など[*税金と戦争、どっちがヤバイか考えろ、馬鹿と言いたいですね。いい加減、北欧型社民になれ(笑)]も一気に合流する。社民ごときとはいえ、政党の『足腰』は馬鹿にならない。ビラ配り、指物、イベントの手配…地道な活動は少しでも必要。
小沢と横路なら、かつても安全保障ネタで合意できたくらいだし、政局で判断できる点でも、松下政経塾生ちゃんたちよりはマシ。
福島瑞穂さんなどとは、共産党ではないが[*そもそも共産党も入って来いと言いたいくらいだが…]『一点突破』で壊憲阻止で合流すればよい。そのレベルでは経験済みだし、絵空事とは言えないと思う。
格差社会の深化に怯える人達は決して少なくないし、これから増税含めて、まず間違いなく、額面上な景気も悪化していくだろう。反撃の機会はある。
そこで、テレビマスコミ等による批判を一切シカトする胆力が次の課題!テレビに負けるようでは憲法も護れない(笑)。
寧ろ、江田などの新自由主義野党こそ、庶民と金持ちとの格差を広げ、雇用環境を破壊する自民の手先どもであると、そこらは喧嘩小僧;橋下くらいを見習わないといけない!
今、私たちに肝要なのは野性味。
問題のある選挙制度でもイタリアをはじめ、アピール力があれば左派でもバリバリ活躍している。
以上な点からみて、まずは小沢さん。カジノなんて馬鹿な話、すっこめろと言いたい!よくも悪くも融通無碍なので(笑)考え直せないかなあ。
統一地方選挙までに、ある程度の形が示せるようにならないと、形の上では国民投票しか反抗の術もなさそうだ。
しかし、晋三が景気でポシャっても(笑)ナチスの手口で壊憲作業は着々と進むだろう。
はたして国民投票、やれるのだろうかとも思いつつ…。
2013/12/10 5:04 PM, 匿名希望 wrote:
生活保護受給者は働こうとせず、権利ばかり主張して義務を履行しない、生活保護受給者は自立せよと言われますが、まず生活保護受給者に就労の義務はあります。また労働は権利であり義務でありますので「権利ばかり主張して義務を履行しない」という労働は相当歪んでると思われます。       受給者に働く権利はないのか?働かずに生かしておいてやるからハンセン病回復者のように施設に収容しておけと言うのか。(隔離政策は違法と判決が出ました。)職業選択の自由はないのか?奴隷労働でもしろとでも言うのか?働く権利が認められなければ義務も履行も儘ならないとは思わないのか?まるで自立、自立と喚く一味は保護剥がしでもしているのではないかと思われます。これは個人の尊厳を目指す自立権とは大いに違います。生活保護は自立を目指すのにはそれはそれでいい制度でありますし、だからこそ自立、自立と喚く一味はその制度を充実させようとは思わないんでしょう。(生活保護バッシングしている連中みたい)
2013/12/17 7:31 PM, 匿名希望 wrote:
Japan Timesの記事を載せる時は日本語の内容も併せて載せて戴きたい。
確か山口さんの内容を英訳してもらっているとありましたから。
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