2018.04.02 Monday 16:18

エイプリルフール企画 没の作品

エイプリルフール企画には別の原稿も用意した。PCの中に眠らせていてももったいないので、ここで公開しておく。

ごめんなさい
 この1年、森友・加計の2つの問題で、権力の私物化という厳しい批判を受け続けてまいりました。正直なところ、仲の良い友人に対して便宜を提供することは構わないだろうと軽く考えていました。私は全能の権力者だと驕っていたのです。
 より大きな問題は、不正が発覚したのち、1年以上にわたって事実を隠蔽し、財務官僚による公文書改竄という未曽有の犯罪までも招き寄せたことです。昨年の今頃、森友学園に対する国有地払い下げの価格算定に不正があったことを正直に認めて、綱紀粛正を図っていれば、自殺者を出さずに済んだことでしょう。
 私の妻は籠池氏に騙されたと言いましたが、これも見苦しい言い訳でした。実は、森友学園の忠君愛国教育に私と妻は心より共鳴し、何とか小学校開設を応援したいと思っていました。もちろん、私が直接指示したわけではありません。洞察力に優れた官僚の皆さんが私の思いを察知し、籠池氏に様々な優遇を与えたのです。
 私が世界の現実から目を背けている間に、日本は世界の孤児になろうとしています。朝鮮半島の緊張緩和の動きからは置き去りにされ、盟友トランプ大統領からは高率関税をかけられる始末。この際、日本の国難を打開するために、私は総理の職を辞することを決意しました。国民の皆様、ごめんなさい。


恐るべき子供たち
文明が滅ぶとき、恐るべき子供たちが世の中にあふれるようになる。
子供の情景1
「兄ちゃんがジョンは悪い奴だというから僕もそう信じてきた。甘い顔を見せたら、奴はいくらでも付け上がって僕たちをやっつけるとみんなに言いふらしてきた。ジョンと隣り合う文太の家で雪合戦大会があった時も、僕は兄ちゃんの代わりに文太の家に行って、ジョンをやっつける喧嘩の練習をさぼるなよと脅かしてやったんだ。それを今になって、兄ちゃんとジョンが仲良く話し合いをするだって。おまけに、今まで兄貴に金をせびってきたのはもう許さないと脅かされた。こわいよー」
子供の情景2
「シンちゃんの友達だったら、テストの答案を出した後でも、間違いを消しゴムで消して書き直すことができていたって。先生もシンちゃんの友達を特別扱いしてたことが分かったんだ。」
「そんなバカな話はないよね。」
「やっかむんじゃないよ。クラス委員長のシンちゃんは偉いんだから絶対に間違うことはない。だからシンちゃんの仲良しも間違わないんだ。間違ってましたと謝るよりも、後でいろんな細工をして、委員長は絶対に間違わないという体裁を整えるのが美しい学級だ。口惜しかったら教育勅語を暗唱して、仲間に入れてもらえよ」

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