2009.12.14 Monday 00:40

ここはどこの国?

 先週は、アーミテージなどの「知日派」が、海兵隊基地の移転問題を早く決着させろと、日本を恫喝しにきた。彼らが谷垣自民党総裁と会見したのは醜悪の極みであったが、これを内政干渉と批判したメディアが皆無だったことは驚きであった。それどころか、ほとんどのメディアは彼らの提灯持ちをして、基地移設が片付かなければ日米同盟が崩壊すると騒いでいた。 

 知日派といえば、日本を思いやる友人のように聞こえるが、英語で言えばジャパン・ハンドラー、つまり日本対策屋である。日本をアメリカの都合のよいように操ることが、彼らの権力と利権の源泉である。自分の利権が危うくなれば、なりふり構わず日本を恐喝する。一体日米同盟の崩壊とは、具体的に何を意味するのか。米軍は嘉手納も横田も自由に使っている。首都圏の空は横田基地の管理する空域に占有され、民間航空機は不自由を強いられている。この状態を変えるとは政府与党の誰も言っていない。

 私は、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞を喜んでいる。これを機会に、世界の平和のために日米が何をなすべきか、議論すべきだと思う。今まさに、鳩山首相の政治家としての真価が問われている。また、安保体制維持のコストを沖縄だけに押し付けてきた日本人の見識も問われている。(東京新聞12月13日)


Comment:
2010/01/01 4:59 PM, 「湯浅誠ファンクラブ」管理人・うさこ wrote:
まったくだ!!
「東京新聞」のコラムを読んで、「恫喝」という単語に、少しは胸がすっきりしました。
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